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人工透析の費用

腎臓病の人にとって必要な人工透析の装置を使うその値段がとても高い時期があった。その時には、実際に人工透析を使うことができず、あるいは人工透析の費用を払い続けることができず、多くの人は死んでいった。それほど遠い過去のことではない。1970年前後のことだ。まずいったいその時、人工透析の費用の高さがどこから来ていたのか。その後、人工透析の費用は公的医療保険の支払いの対象になった。ほぼ2日おきに4時間も病院で人工透析を受けるとなると、費用も心配になるかと思います。実際のところ月に40〜100万円近くかかってしまうのですが、人工透析には特例が設けられていて患者本人は人工透析にかかる費用の上限が月1万円までと決められています。これ以上の金額は全て保険負担になります。ただし、人工透析以外に検査や治療があった場合、その分は別計算で最高2万円になります。この人工透析の特例制度は大変ありがたいものなのですが、最近この自己負担額を増額しようとする動きもでて来ています。

人工透析を受ける回数

人間が物を飲み食いして生活する以上、どうしても老廃物や不要なものが出てきます。そのためどうしても血液が汚れていくので、通常2日に1回ほどの割合で人工透析器のある病院で人工透析を受けなくてはなりません。しかも人工透析を受ける所要時間は4時間前後ですから、日常生活を送る上で大きなハンデを背負うことになります。人工透析はまず人工透析装置がある病院に出向きます。そこで“シャント”と言われる処置をうけ、ベッドに横たわります。あとは看護師がセッティングしてくれた針から人工透析装置に血液が流れ込み、浄化された血液が身体にもどされます。これを急にやると患者がもたないのでゆっくりと4時間以上かけて浄化していくのです。この間患者さんはベッドから出られませんが、安静にしていればテレビなど見ていてもかまいません。問題は人工透析を受けることによって収入が減ったり、仕事がなくなったりすることですね。人工透析そのものの費用はもちろんですが、生活費にまで困るような状態に追い込まれる場合もあります。人工透析は死ぬまで続くのですからね。

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人工透析の現状

人工透析を受けている人の中には、有給休暇を利用して人工透析を、という人もいるようですね。しかし、通常有給休暇だけでは足りないでしょうから、会社との話し合いが必要です。大きな会社であれば、障害者枠採用などがあって規則もきちんとしていますが、規則のないところですとあとでイロイロ問題がでてきます。障害年金は、会社勤めをしていようがしていまいが年金をきちんと納めていればもらえます。次に障害年金の金額ですが、病気を発症した日に加入していたものによって金額がちがいます。参考までに、20歳前の発症でしたら国民年金→月々7万円を切る程度をいただけますね。(20歳前の発症ですと、年収制限があります。制限を越えると年金の金額も減か無です。)厚生年金であればそれよりもう少し多い額になります。医療費は、健康保険と市町村の各種制度によって月々0円〜2000円程度で済むはずです。こちらはお住まい場所によって違いますので、市町村役場に聞いてください。人工透析だけの問題ではなく、働く意思と能力があり、働ける人に対する手厚い国の制度が必要だと痛感しました。

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